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前回のブログ「韓国の就職事情(1)」では、
◉ 財閥企業は高給が保障され、
◉ それゆえ就職口として人気が高く、
◉ 入社へ掛ける本人だけでなく家族の想いが強いが
◉ 全就職口のたったの1%という狭き門ということを
お伝えしました。
今回は、残りの99%の学生は、どうしているのかを少し考えてみたいと思います。
就職の選択肢ですが、おおよそ9つに分類できると思います。
1.大手財閥へ就職
2.公務員として就職
3.大手財閥以外の有名企業への就職
4.外資系グローバル企業へ就職
5.中規模企業へ就職
6.日系企業へ就職
7.小規模企業へ就職
8.自営開業
9.就職浪人(非正規労働者)
10.失業
上から順番に所謂優秀な学生にとっての選択順位と考えて良さそうです。
韓国は日本以上に学歴社会です。
SKYと云われるソウル大、高麗大、延世大をはじめソウルにある有名私立大学でないと、書類審査も通らない大企業も多いと言います。
それゆえ、優秀な学生とは単純に有名大学を卒業した人間であり、彼らは上から順番に、選別されてゆきます。
この様な背景で、日系企業にとっては、新卒採用はその企業の実力を試されることになるのです。
それは、
一つに、1~4にもれた人材が日系企業に応募することなり、履歴書や面接だけでは、なかなかその潜在能力を見抜けない
二つに、優秀だったとしても、入社数年でキャリアを積んで他社へ転職してしまう
三つに、優秀とは言えない場合はOJTなどに時間が掛かり、それでも解雇もできなければ、毎年昇給させなければならない
四つには、三つ目の人材の中で一定の割合で他社への転職が難しい故に、会社に居残り、仕事しない、報酬・福利厚生・仕事環境に文句を言うモンスター社員が発生してしまう。
最悪のパターンが発生しまうのです。
私も、これまで500人以上の面接をし、300人以上を入社させてきましたが、いくつもの失敗を繰り返してきました。
四つ目の問題児にもかなり悩まされました。
韓国特有の就職事情による課題も多くあると認識しています。

(つづく)
